
ルフティックの2Fにできた帽子屋さんヤドカリー。
帽子の専門学校に通う、それぞれの個性を持った5人組み。
平日はアトリエにして帽子を製作し、週末にはショップとして営業しています。
はじめに入った時は、少し風変わりなデザインのものが並んでいて、面白いけど僕が実際にかぶるものではないなぁと感じました。
カフェに来るお客さんに、面白いお店ができたからと案内すると好印象を持つ人が多いようです。
購入してかぶって見せてくれたり、気に入ったデザインのものを自分用のサイズで注文して来たとか、子供用の帽子をオーダーしてきたとか、いろいろな声を聞くようになりました。
あらたに興味を持って、覗きに行ってみると試作中の中折れ帽がアトリエの奥にちらりと見えました。
いろいろ尋ねてみると、素材・色・デザイン等いろいろ相談して作ってくれると言うので、いっきに欲しくなりオーダーすることにしました。
そういえば、今まで気に入った帽子とめぐり合うのはなかなか難しいものでした。
帽子屋さんだと、何だか少し高尚な感じがしてオーダーなんて持ってのほか、気に入った洋服屋さんで、たまにいいものがあってもサイズが選べなかったり、デザインがくだけ過ぎていたり。かと言って、気に入った帽子だけを求めて探し歩いたりとも思っていなかった。
そこで、ヤドカリーでいろいろ世間話しをまぜながらオーダーすることとなる。
担当してくれた黒岩さんは、音楽の趣味も合い帽子のこと以外からも、僕の伝えようとしていることを理解してくれているようだ。
5人の中の得意な分野の人が、担当して製作してくれるのも大きな魅力です。
僕の乏しい知識と漠然としたイメージをかたちにするのは、かなり面倒な作業である。
話し合いの末、素材はチェコ製でウサギの毛を使ったもの、色はカーキ、高さを低く、リボンは細めで、中折れの部分をシャープに、などを決め、サイズを測って製作開始。
途中経過を何度か見せてもらいながら、僕の場合2週間ほどで完成した。
製作期間は、作業状況やデザイン等で異なるようです。
料金もかなり良心的で、3000〜10000ぐらいの間で購入できるようです。
実際の完成したものを手にしてかぶってみて、イメージ以上のできばえに大満足。
少し素材の色味が薄いのを心配していたが、帽子のかたちになると、中折れの影の部分などが濃く見えて立体感が出たり、リボンの色の選択など、全体を通して一つのものが構成されている印象を受けた。
是非、お店を覗いてみて下さい。きっとイメージが湧くはずです。
のちにルフティックが、帽子のお客さんで埋まるかもしれません。
SHOP OPEN : 12:00 - 19:00 / SATURDAY and SUNDAY
〒113-0021
東京都文京区本駒込2-28-28 ハンズガーデン本駒込2F
※ JR線・東京メトロ南北線駒込駅南口より徒歩5分
都営三田線千石駅より徒歩5分
※ ルフティックの横の階段をのぼって2Fです。
http://www.yadocurry.com/
info@yadocurry.com